シリカ・ケイ素は有害?過剰摂取や妊娠中に飲んでも大丈夫?
今、話題のシリカ・ケイ素。
最近とても注目されていますがその反面、信憑性や問題点、選び方などの情報も不足してるので不安を持っている方も多いのではないでしょうか?
こんにちは。現役看護師をしながらシリカ・ケイ素を学んで5年のキャリアを持つ森喜代美と申します♪知名度も低くて効果のわかりにく〜い(笑)シリカについて情報を発信しています。
妊婦さんや母乳をあげている出産後の方、子供が飲んでも大丈夫?
どのくらい飲むのがベストなの?などここでは過剰摂取の心配や安全性についてもケイ素の性質と合わせてお答えしていきます。
ケイ素は人間の体の骨・関節・血管・皮膚・毛髪・歯・爪などの細胞多く含まれており、必須ミネラルとして健康を支えています。人間の体が本来備えている免疫機能を正常化するための重要な成分となっているため、特に妊娠中は正しく選んで正しく摂取するのは赤ちゃんのためにもママのためにもメリットが大きいのです。
シリカの安全性について
まず、シリカの原材料には大きく分けて3つの種類があります。
結論を先に言いますと、シリカの原材料は鉱物性はNGです。
特に妊娠中にシリカを摂る場合は『ケイ素の原材料が何か』を把握するのが重要です。
ケイ素の原材料で赤ちゃん・妊婦さん・お年寄りまで安全が保証されている原材料は植物性だけです。
植物性ケイ素は鉱物性ケイ素の後発なんです。シェア率でも鉱物性ケイ素が市場の90%を占めています。
理由については、植物からケイ素を抽出する技術に30年かかってしまったということ。
それぐらい難しい!
しかし、植物性ケイ素だけが唯一厚労省に安全性を認められています。
シリカの中でも植物性シリカは厚生労働省が食品添加物として使用が認められていますが、鉱物性シリカは食品として認められていません。
シリカの過剰摂取・妊娠中の危険性は?
植物性ケイ素については制限なく飲んでも大丈夫です。
むしろ、できるだけたくさん摂って欲しいぐらいです。
そもそもゴボウやじゃがいもなどにもケイ素は含まれていますので、それらを摂るとの同じですね。
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体内動態試験で証明されているケイ素の安全
シリカは体内動態試験が行われており、いくら摂取しても身体への悪影響はないという結果が出ています。
体内動態試験とは
体内に投与されてから排泄されるまでの過程を示すものを言います。
シリカを補給すると、腸によって吸収され、約120分で血清内のケイ素濃度が上昇。
そして生体内で重要な役割を果たし、3時間から9時間かけて尿として排出されます。
過剰に摂取されたケイ素や吸収に至らなかったシリカは尿となって排出されるだけなので、体に過剰に残して問題を起こすことはありません。
必要以上のケイ素量を補給した場合も人体に影響は全くありません。
100名規模の臨床試験において、腎機能検査を行い無毒無副作用が証明されています。
また、植物性シリカにおいては元の素材がお米の籾殻なので小さなお子さん、授乳中の方の飲用も安全であることはもちろん、健康のためには積極的に飲むことが推奨されています。
妊娠中の栄養の重要性
妊産婦のための食事バランスガイドが厚生労働省が公開しています。
妊産婦のための食事バランスガイド – 引用:厚生労働省
中でも重要な栄養素として、ビタミン・ミネラル・タンパク質が挙げられています。
実は、この重要な栄養素の全てを叶えてくれるのもケイ素なのです。
妊娠中に摂りたい3つの栄養成分
妊娠中、特に大切なのがこの3つ。
- 鉄分
- 葉酸
- カルシウム
鉄分
妊娠、出産で鉄分を大量に消耗します。そして鉄分は優先的に胎児に送られます。
貧血の状態でお産は、陣痛が弱かったり、産後の回復が遅くなったりします。
母乳が出にくくなることもあります。
葉酸
葉酸はビタミンB群の一種で代謝に関係し、DNA・RNAやたんぱく質の生合成を促進する栄養素。特に胎児にとっては重要な成分と言われています。また葉酸には赤血球の形成を助ける働きもあります。
カルシウム
赤ちゃんの骨格づくりに不可欠。摂取量が足りないと、赤ちゃんに必要なカルシウムがママの骨や歯から取られることになってしまいます。
葉酸は妊娠初期の細胞分裂の際に遺伝情報を伝えるために必要と言われていますが、ケイ素は細胞全体を活性化させる機能をもっている重要なミネラルなのです。
個人的には品質のよいケイ素を摂っていれば葉酸の代わりにもなると思っています。
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