誠実さとは何かを考え続ける
代表の森 洋子と申します。
私は60歳を過ぎて今なお、世間の情報と戦っています。この年齢になってまだ、本物を見極める審美眼を持つことがどれほど難しいことかを学んでいる最中です。
社会には人の心理を理解しどうすれば取り込めるか、何をすれば良いものだと錯覚するのかを熟知しているプロがいます。ビジネスの専門用語でいうと「マーケティング」と呼ばれているものです。商品を売る時、芸能人やインスタグラマー・アフィリエイター・パッケージデザイン・キャッチコピーなどを駆使し、商品の質とは関係なく、売れるために何をすべきかが提案されます。
商品力ではなく、マーケティングしだいで商品は売れる現実との戦い
先日私は食べてみたいと思っていたスィーツを買いに某百貨店に行きました。しかし整理券を持っておらず、次の販売時間のために並ばなければならない状態になっており、そこまでの体力もなくあきらめて帰ってきました。
このように、販売個数を極端に制限し長蛇の列を作り、「本日は完売致しました。明日の販売は10時から整理券をお配りします。」の看板を出すことでマスコミでもネットでも話題になりさらに人が並びます。これらの多くはマーケティング戦略として仕掛けられたものと言われています。人間とは不思議なもので、そのように購入したものは食べる前、使う前から「良いものだ」という先入観からそれらを体験します。そしてそのように価値が作られていきます。
サプリメントや化粧品で言うと無添加やオーガニックという言葉はすでに使うことが当たり前になってきました。しかし、無添加やオーガニックは本来とてつもなくお金がかかるものです。そして無添加やオーガニックの定義も曖昧で、抜け穴もたくさんあります。
とは言え、そのことを否定するよりも大切なのは自分自身の感性を磨き、体自身が毒素を見極める健康体を作ることだと考えています。思考も同じです。添加物だけでできたような食べ物を食べた時に体が拒否し「いらない!」と言ってくるような健康体が理想だと私は考えています。『体の声を聞く』それを無視しない意識を持つことを大切にしています。
いいものに出会うのが難しい時代
「いいもの」とは、本来「商売」というスタートからは絶対に生まれない、と思っています。「いいものを作る」工程で必要なことが生まれるため、そのまま商品にすると結果とんでもないコストになってしまいます。その代わり、出来た商品は品質が高いものになります。
その反対に「商売」のための製品づくりは、利益率の計算から始まります。ターゲット市場の決定、原価率、広告費、販売資材など多くの経費が掛かります。こだわれば当然商品は高額になります。
このふたつの違いを消費者に知ってもらうのはとても難しいことです。
”いいもの”なんだから勝手に売れるという高慢な考えも良くありません。
だから、「自信を持って続ける」ただそんなシンプルなことしかないのだと思います。
神様からのメッセージ
植物シリカというミネラルを広めたいと思ったきっかけは、尊敬していた先代の社長でした。残念ながら亡くなってしまいましたが、存命の時は「人の道、人の良心」を大切にする方でした。その故社長がある日、全身どんでもない痒み腫れのトラブルに遭いました。
一流企業が弱酸性が肌に良いと作ったボディソープ。多くの誰もが問題なく使っている液体ソープ。全身とんでもないことが起きるなど想像もしていなかった商品。それが原因だと知るのに半年以上かかりました。
植物シリカが良いと知ったのは同時期くらいで、試しに植物シリカの石鹸を作ってもらいその石鹸に変えてみたのです。すると何件も回った皮膚科でもどうすることもできなかった、赤くて辛くて苦しい肌の悩みがいっぺんに消えてしまったのです。
私はこの出来事を神様からのメッセージと思わずにはいられませんでした。そして、すぐに商品化を整えました。
多くの方から頂いた驚くべき体験
今日も近所の美容師をされている方がうちの店舗に走って来て「石鹸をください!」と言われました。半信半疑で使っただけなのに2歳の子供さんのアトピーがとてもきれいになったと。
うちの社員にもひどいアトピーの女性がおります。仕事中、常に手を掻いていていました。シリカを取り入れるようになって劇的に変化し、性格まで明るくなりました。
量販店にあるような手軽な金額ではありませんが、”ニッポンのよいもの”
その一つである自負を持って、これからも誠実に歩んで参りたいと思っております。