シリーク石鹸が誕生するにあたり、どうしてもご紹介したい方がいます。
それはシリーク石鹸を製造を依頼した無添加石鹸本舗の丸菱石鹸さんです。
シリーク石鹸が誕生したきっかけは弊社の先代の故・社長のとんでもない肌トラブルがきっかけでした。
突然のタダレのようにひどい湿疹が始まり、半年間どこの皮膚科でも改善できなかった肌荒れが、植物シリカ入りの石鹸を使って数日であっという間に良くなってしまった。驚いて調べていくうちに植物シリカがここまで人間の体に必要なミネラルだと知り、これがシリーク石鹸誕生のきっかけとなりました。
この時、製品化に向けて決心したのは「洗うとこで肌荒れを起こしたり、苦しむ人がいてはいけない。安全で安心できる物、そのための妥協は一切しない」という事、これを基準としました。
無添加にこだわり続けて64年。アトピーは三人に一人の時代
丸菱石鹸本舗は昭和30年からクリーニングの洗剤から始まった会社です。
当時のクリーニングの洗剤は今ほど排水環境が整っておらず、合成洗剤による汚水が社会問題になっていた時代だったそうです。
そんな時、家庭で洗った洗濯物の肌着で、ゴムの部分が肌に当たり赤くなり肌荒れを起こすアトピーの方がたくさんいたのだそうです。ところがなぜか丸菱さんの石鹸だとかぶれなかった。
丸菱さんにすれば当時から当たり前だった無添加石鹸がこんなにお肌の弱い方に影響を与えているのだということを周りの方から聞いて知ったそうです。
そんな中、ある日皮膚科から「アトピーの人でも使える石鹸作って欲しい」と依頼があったそうです。
ドクター曰く、とあるアトピー患者さんの肌が改善されたのを見て「どうやら丸菱さんの洗剤が影響している」とわかったそうです。そこでその病院から「アトピーの人でも使える石鹸作って欲しい」と依頼され「肌に良い無添加石鹸を作る会社」というのが代名詞となり今もなお続いています。
現在二代目の西垣壮南社長が仰るには、お父様の代からその品質にこだわり続けた結果だったそうで、今も無添加石鹸には強いこだわりがあると力強くお話しして下さいました。
「泡立ちを良くするのが一番簡単、いくらでも作れる。」なんと丸菱さんは石鹸素地も使わない
丸菱社長「泡はね、発泡剤を入れればいくらでも泡立ちをよくすることができるから、一番簡単な作業なんです。無添加と言っても、発泡剤が使われていることは多々ありますしね」と話してくれました。
市場にある機械練りで作る量販されている石鹸は、マレーシアにある世界的シェアを持つ石鹸素地工場のものが多いのだそうです。多くはその素地に香りや成分をプラスしてオリジナル製品が出来がります。
丸菱さんでは輸入の石鹸素地も使わず、オリーブオイルなど生の油から火を使わず油そのものと苛性ソーダの化学反応熱だけで製造しています。そして、水を極力使わないことで純度の高い石鹸ができるのだそうです。
石鹸素地とは
オリーブオイルやココナッツ油などの天然の油脂を反応させて得られる高級脂肪酸ナトリウムという成分のことです。多くの製品は石鹸素地という「素材」として販売されているものを使って製造されています。
純度が高ければ高いほど石鹸は泡立ちがよく質も高い。但し、防腐剤を入れないため使用期間も短いため小ロットでしか製品は作らない言います。
熱を加えて素材を壊さないため、手間と時間がかかるコールドプロセス製法で作り、小ロットで純度の高い石鹸。これだけでコストが高くなります。
それでも質の良さに妥協しないために、この方法を守り続けています。
シリークプラス石鹸について 「天然のフルボ酸ってすごいね」
固形石鹸が肌にいいとされるのは、乳化剤を入れないから。
乳化剤は安全ですが、添加物にか変わりありません。添加物は極限まで入れない方がいいに決まっていますね。
そしてこっそり教えてくれたのは、「液体洗剤は水を多く使うため利益が出しやすい、というメーカーの理由がきっかけなんだそうです。
丸菱社長「とにかく利益を無視し、素材にお金を掛け、ケイ素とフルボ酸のバランスが素晴らしい石鹸が出来ましたね。フルボ酸がここまでたくさん入ったものは作ったことがないです。」
そう言って頂きました。
フルボ酸がたくさん入ったことで石鹸の表面に黄金のような独特な模様が出来ています。
これは「見栄えをよくするために手を加えない」という証明でもあります。
水の調整やフルボ酸を減らすことで均一な見栄えの良い石鹸ができるのは間違いありません。
けれど、丸菱社長は「良いもの、良い状態」を最優先したレシピとバランスでこのシリークプラスを製造してくれました。
だからこそ、この石鹸を使った方が一度の洗顔で変化を感じてくださっているのではないかと思います。
まさに奇跡の石鹸、神様の贈り物。
そんな大袈裟な表現を使ってしまうのは、使った方がそれを証明してくれていると思っております。